デジタルサイネージの導入にかかるコスト

広告などに便利なデジタルサイネージの導入を考えている人が増えています。運用の便利さやその効果の高さが魅力の理由です。従来から行っていたポスターなどの表示と比べて、情報の伝達スピードが違うこともメリットに含まれます。これからは設置していないことのデメリットの方が目立つようになるでしょう。

デジタルサイネージを導入するに当たり、気になるのがコストです。今までになかった設備だから初期投資がかかるのは仕方ありませんが、それがあまりに高いようなら断念しなければいけなくなります。できるだけ安く始めるためには、種類やその違いについても知っておかなければいけません。データの更新方法でデジタルサイネージを分けると、スタンドアロン型とネットワーク型に分けることができます。

つまり単体で使用するか、複数で利用するかです。前者は電子データが表示できるモニタがあれば、すぐにでも始めることができます。データをつくる必要はありますが、USBメモリなどでモニタに表示すれば完了です。デジタルサイネージ専用の設備を用意する場合でも本体だけで、10万円から40万円程度です。

屋外に設置する場合には、防水性のあるものしなければならないので倍ぐらいになります。ネットワーク型は本体代に追加して、ネットワーク使用料や設置費用などが必要です。月々数万円程度のコストを考えておいた方が安心です。データの作成費用などを入れると設置時に10万から30万円ぐらいはかかります。