デジタルサイネージは状況に合わせて利用できる

従来から利用されてきた電子看板としての役割を果たす一方、発展を続けるデジタルサイネージは案内ツールや相談ツールといった用途にも活用されています。デジタルサイネージの利点は、ディスプレイに流す映像や音声によってまったく異なる利用方法が考えられる点にもあるでしょう。お店や企業の宣伝に使いたい、お客様にイベント情報を教えたい、本日の特売品を宣伝したいなど、使い方次第でその役割を変えることができます。たとえばホテルのエレベーター前などに設置した場合、各階ごとの客室番号を表示して案内板として利用することができるでしょう。

客室の案内をするスタッフの負担を軽減しながらも、客側から見れば素早く自分の部屋を確認できるなどのメリットがあります。デジタルサイネージをチェックするだけで自室が判るため、スタッフにわざわざ声掛けをするのはためらわれるといった場合にも便利です。病院にデジタルサイネージを設置した場合は、受け付けから診察、会計までの案内図などの表示にも向いています。受け付け方法が変わった場合には、映像コンテンツを随時変更することで対応可能です。

各科ごとの休診日や本日出勤している先生の名前などの表示にも利用できます。デジタルサイネージにはさまざまなメリットがありますが、シチュエーションに合わせて利用方法を変えられる点は大きな利点として挙げられるでしょう。配信場所や配信者、その日の状況、環境や顧客の属性に合わせた利用が可能です。